ハンス・ブルーメンベルク 生松敬三
朝日出版社
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「人間について、彼が「自然の光」であると言われうるということは、光のメタファーを指表とすれば、一つの時代の開始を示している。人間は、自分に対して拘束的なものとしてあらわれてそこにはめこまれねばならないような客観的に確固とした世界構造を眼前に見出すのではなく、自分自身が原理——自分から光り出る構造形成の原理——となるのである。そして人間はみずから知恵あるものとして現実化されることにより、世界を支配する光の放射力を獲得する。」光は真理か、神か。神は光ではなくて、光を作ったのだ。しかしでは人間は?真っ暗闇の中を生きるのか。昔はそう、でもある時からそうではなくなった。という話なんだけど、 やっぱり近代人はわがままで手前勝手なんだなと思う。思春期の若造みたいだ。調子がいいときは幸せ。でも一寸先の闇を知らない。
みんな小さな提灯をもっている。自分の手元を少し照らすくらいの光。人間が2人寄れば、光が照らす範囲は少し大きくなる。3人になればもう少し大きくなる。そのくらいの光という考えが妙にしっくりきた。
